【痩せる近道】体脂肪の種類と特徴に関して徹底解説!
はじめに
お腹の脂肪や肥満によって健康被害が出ている皆さん!こんにちは!
今回は、そんな体脂肪に悩む方に向けて、「そもそも体脂肪って何者なのなのか?」について、徹底解説します!
憎き体脂肪について熟知することで、ダイエットが加速すること間違いありません。
逆に、体脂肪についての理解がないために、いくら頑張っても体脂肪が減らないのかもしれません。
本投稿を参考に体脂肪について理解した上で、適切なダイエットの一助にしてみて下さい。
目次
1.そもそも「体脂肪」って何?
2.体脂肪があると何故いけないのか?
3.皮下脂肪と内臓脂肪の違いとは?
4.男性肥満と女性肥満の違いとは?
5.最後に
1.そもそも「体脂肪」って何?
まず初めに「体脂肪」とは何か?を簡単に解説します。
体脂肪とは、読んで字のごとく「身体についた脂肪」を指します。
脂肪とは皮・肉・骨と繋がっている脂で、牛ステーキの霜や豚肉の脂身をイメージして頂けたら理解できるかと思います。
人体の組織構成比としては以下の通りとなります。
この体脂肪に関して、多くの人が「痩せる為に少なくしたい」と、人体にとって不要な組織だと考えているかと思います。
しかし、体脂肪には大きく分けて三つの生きていく上で必要な機能を持っています。
①カロリーを貯め込む
太古の人類は狩りや豊作の技術が確立されていない為、食料が常に豊富にある状態ではなく、飢餓に苦しめられていました。
その飢餓を乗り越える為に、摂取した食事から吸収したカロリーを体内に貯蔵する機能を持っています。
②体温の低下を防止する
太古の人類は現代より衣類・建物の技術が確立されていない為、厳しい冬に苦しめられるていました。
寒さを乗り越える為にも、暖かい季節に食料を摂取し、体内に脂肪を蓄えることで厳しい寒さを乗り越えていました。
③外的衝撃から内臓を保護する
野生の猛獣や自然災害から身を守る為に、脂肪にはクッションの役割を持っていました。
2.体脂肪があると何故いけないのか?
前章で紹介した三つの機能はどれも太古の人間をベースに必要とされている機能になります。
しかし現代社会では、
食べ物は自由に手に入り
真冬でも暖かい居住空間が手に入り
猛獣や自然災害から安全が保証されています。
現代では不要な体脂肪ですが、本能は脂肪を貯め込むことを望んでいます。
この資本主義社会では「売上=会社の利益」となる為、 人間の本能を刺激するような商売が多くあり、現代では体脂肪の付き過ぎ=肥満が現代病となっていることになります。
特にお菓子ジュースに含まれる糖質には特に注意が必要です。
糖質のは依存性を高める脳内物質「ドーパミン」を分泌する効果があります。
ドーパミンが分泌すると脳内に快楽物質が分泌されるため、「糖質を摂取する=気持ちいい」と考える様になります。
そうなると、必要以上に糖質を食べてしまう「糖質中毒」となり、肥満へとなってしまいます。
3.皮下脂肪と内臓脂肪の違いとは?
体脂肪には大きく分けて二種類あります。
①全身の皮下につく「皮下脂肪」
内臓周りにつく「内臓脂肪」
皮下脂肪とは、全身の皮下につくため、身体全体を覆う様につきます。
体温低下の防止や外的衝撃の保護を目的としているため、特にお腹・お尻・太もも・二の腕・顎下につきます。
一般的にぽっちゃり見ているいるのは、この皮下脂肪が原因です。
②内臓周りにつく「内臓脂肪」
内臓脂肪とは、身体の深部である内臓周辺につく脂肪を指します。 内臓が動き回らない様に固定する役割を持ちます。
自身が内臓脂肪が大きのか、皮下脂肪が多いのかは以下の通りで判断できます。
<男性>
ウエスト÷ヒップ≧0.95・・・内臓脂肪型
ウエスト÷ヒップ<0.95・・・皮下脂肪型
<女性>
ウエスト÷ヒップ≧0.8・・・内臓脂肪型
ウエスト÷ヒップ<0.8・・・皮下脂肪型
4.男性肥満と女性肥満の違いとは?
前章より、体脂肪には内臓脂肪と皮下脂肪の二種類があると説明しました。
このうち、増えすぎると問題なのは内臓脂肪の方です。
内臓脂肪は皮下脂肪より活性度が高く、脂肪細胞から様々な物質を分泌して身体に影響を与え、最悪の場合死のケースも考えられます。
よって、肥満の人でも特に内臓脂肪型の肥満の人は早急に対象が必要だと言えます。
また、この内臓脂肪型は男性に多い傾向にあり、皮下脂肪型は女性に多い傾向にあります。
男性は中高年になると、お腹がポッコリでいる、いわゆる「メタボ」の人が多くいます。
このポッコリお腹の中身を構成しているのが内臓脂肪です。
対して、女性は皮下脂肪で全身がふっくらとしている肥満型の人が多くいます。
これは、女性特有の妊娠・出産のための身体作りから来るものです。
ただし、女性だからと言って内臓脂肪が付かないわけではありません。
皮下脂肪の下に内臓脂肪が隠されている場合があります。
下記を参考に自信の内臓脂肪レベルを確認してみて下さい。
① BMI≧25
BMI = 体重kg ÷ (身長m)2
② 腹囲
男性で85cm以上
女性で90cm以上
①と②両方を満たす人は内臓脂肪が危険なレベルになります。
5.最後に
いかがでしたか?
一言に「体脂肪」と言っても、身体に蓄積されるにはそれなりに理由があり、体脂肪の種類によって傾向と対策がわかれることが理解頂けたかと思います。
特に危険なのは内臓脂肪です。
内臓脂肪がもたらす現代病は後日投稿しますので、ご参考下さい。
以上、最後まで読んで頂きありがとうございました!