【知って得する】体脂肪の測定方法と目安
はじめに
「痩せたい」と考えた時に、具体的に身体のどこがどうなりたいかイメージしたことはありますか?
「ぽっこりお腹を解消したい」「プルプルの二の腕を細くしたい」「二重顎をなくしたい」などかと思います。
これは全て「=体脂肪を少なくしたい」だと思います。
今回はそんな痩せるために必要な「体脂肪」の測定方法と痩せの目安を紹介します!
目次
1.体脂肪の測定方法
2.体脂肪を測定するタイミング
3.体脂肪率と肥満度の目安
4.BMIと肥満度の目安
5.体脂肪が付きやすい場所
6.体脂肪が付く原因は?
7.最後に
1.体脂肪の測定方法
人間の身体は70%が水分で構成されており、その他の30%を内臓・骨・筋肉・体脂肪等で構成されています。
体脂肪率とは、全身のうちに体脂肪が占める割合を表わした物です。
男性で18%前後・女性で28%前後が標準的な体脂肪率だとされおり、この数値以上の体脂肪率だといわゆる「肥満」とされています。
肥満になると、見た目が悪くなるだけでなく、あらゆる生活習慣病を引き起こしますので、是非今の自分の体脂肪及び肥満レベルがどのくらいなのか把握してみて下さい。
なお、体脂肪率は市販の体脂肪計で計ることができます。
オススメはタニタ体組成計 です。
体脂肪率測定にはバラツキが多く発生しますが、本製品は基準池との乖離が1.8%と極めて優れています。
機能的にも体脂肪率の測定だけでなく、体重はもちろん、筋肉量、基礎代謝量、推定骨量、体内年齢、体水分率を測定出来ます。
Bluetooth搭載で成果を自動的にアプリでデータ管理してくれるので、モチベーションアップにも繋がり、ダイエットや筋トレに励む方にはオススメの製品です!
2.体脂肪を測定するタイミング
体脂肪率の測り方の基本的に、起床後に計測する様にしてください。
人は一日と通して、運動や入浴で汗をかいたり、飲食によって水分を摂取したりします。
運動や食事で前後した体重だと正確に体脂肪の変化を測定できないので、毎日同じ時間に測定することがベストです。
また、体重や体脂肪の変化はその日の体調によっても変わります。今日が昨日より数値が上下することは多々あります。
数値に踊らされずに粛々と測定することで、変化を観察し、日々の生活で何が良くて何がいけないのか観察することに注視してみて下さい。
パーソナルジムに通えばその様な経過観察のアドバイスを専門家からもらえるので効果的です。
3.体脂肪率と肥満度の目安
体脂肪率を測定した方は以下の表を参照下さい。
肥満の目安としては、男性だと19%以上、女性だと29%以上になります。
4.BMIと肥満度の目安
体脂肪率以外にももっと簡単に肥満度を数値化できる指標がBMIになります。
BMIとは慎重と体重から算出できる指標です。
式: BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
また、BMIに対する肥満度の目安は男女共通で以下の通りになります。
もちろん普段運動している人は筋肉量が多い傾向にあり、BMIでは肥満度を測れないので注意が必要です。
5.体脂肪が付きやすい場所
内臓脂肪は内臓の周囲につく脂肪になりますが、皮下脂肪は全身の皮膚の下につく脂肪です。
その皮下脂肪でも脂肪が付き始める部位には順番があります。
主につきやすい部位は以下4箇所になります。
お腹周り・二の腕・お尻・太もも
上記部位を指でつまんでみて、つかめる量が肥満の目安になります。
また、下記の様なキャリパーを使用すれば、つかめる量から肥満度も測定できるのでオススメです。
6.体脂肪が付く原因とは?
等を聞いたことはありませんか?
各国の研究から炭水化物と生活習慣病の関係が指摘され、炭水化物の摂取をできるだけ 減らす生活が注目された切っ掛けで、巷では低炭水化物ダイエットや糖質制限が流行っています。
炭水化物は体内でブドウ糖に分解され、エネルギー源として消費されます。
消費されなかった分は中性脂肪として蓄えられます。
現代社会では消費カロリーの少ないデスクワークが多く、炭水化物が多い食事が広まっているため、肥満が現代の代表的な生活習慣病となっています。
また、脂質の摂り過ぎも同様に肥満の原因になります。
脂質は体内で脂肪酸に分解され、エネルギー源として消費されますが、使われなかった分は炭水化物と同様に中性脂肪として蓄えられます。
結局のところ、炭水化物も脂質も摂り過ぎることで肥満の原因になります。
ただし、炭水化物を極端に制限すると、身体は危機を感じて「省燃費モード」に入り、代謝が下がり、却って痩せにくくなります。
つまり、摂り過ぎ&摂らな過ぎに注意して、必要な量を理解した上で食生活を見直すことが最善策だと言えます。
7.最後に
いかがでしたか?
本投稿で体脂肪に関しての理解度が増えて頂けたかと思います。
体脂肪は古来の狩猟採集時代の人間からしたら、生きていく上で必要な組織になります。
ただ、便利過ぎる現代社会においては、生活習慣病の原因となっています。
人間の身体の構造は狩猟採集時代から変わっていませんが、テクノロジーや文明は大きく進化しています。
そのためにも、現代社会の波に飲まれずに健康的に生きていくためにも、本投稿を参考にダイエットに励んでみて下さい!